言語
MENU
SUPER TECHNICIAN

SUPER
TECHNICIAN
スーパーテクニシャン(歯科技工士紹介)

野口 一希

野口 一希 Kazuki Noguchi

カムデンチャーで「口福」のお手伝い

歯科技工士を目指したきっかけ

何の目標も持たずに学生生活を送っていたことで見事に大学受験に失敗しました。そこから両親の勧めもあって歯科技工士の職業を知り、調べていくうちに興味を持ち、急いで願書を取り寄せました。もともとプラモデルなどを作ることが好きだったのでその延長線上に見ていましたが、実際は何もない所から完成形態をイメージして造形していくもっと奥の深い仕事だったことと、自分が製作した物が口腔内にセットされて使用される(誰かの役に立てる)ことに職業としての魅力を感じ、歯科技工士になりたいと強く思いました。

入社当時の思い出

以前勤めていた技工所を辞めて中途採用で名古屋ラボに入社した当時、新しい社屋になったこともありデンチャーの補強人員として配属されました。人数も少なく、経験も浅い社員を指導しながら朝から夜中まで数十工程をこなす大変な日々でした。入社して間もなく、慣れない環境の中で営業さんと衝突することもありました。…が、若い世代の社員が次第に成長していく姿を身近で感じられる環境は自分への励みにもなり、その成長が何よりも嬉しかったです。仕事後に部署関係なくみんなでご飯を食べに行ったり、ラボ内でフットサルのチームを結成して休日に試合に出場したりとプライベートでも仲が良かったことを思い出します。ただ名古屋を離れるまでに1勝もできなかったことは残念でなりません(苦笑)

スーパーテクニシャンを目指したきっかけ

ある日、何の目標も持たず目の前の仕事を毎日ただこなしている自分にふと気が付き嫌気がさし、このままダラダラと無駄に年を重ねて人生を過ごしていくのかな…と急に虚しさに襲われました。入社してすぐ主任になったものの17年経った現在も主任止まりで、この先もこのまま何もせず過ごせば出世することはないと思いました。不純な動機かと思いますが、そんな人生は楽しくないとスーパーテクニシャンを目指そうと思いました。ですが人間何か目標ができれば変わるもので、それからは仕事に対する姿勢も変わり、以前の自分よりも生き生きと仕事に取り組むようになりました。

歯科技工士になってよかったと思う瞬間、エピソードなど

歯科技工士になって一番良かったと感じた出来事は母親の口腔内に入れる補綴物を自分で製作できたことです。歯科技工士になって一通り仕事もできるようになったある日、母親から口腔内のことを相談されました。入れ歯を入れなければならなくなったことを聞き、その仕事をやらせてほしいとかかりつけの歯科医院にお願いして仕事をいただきました。これまで培ってきた経験を生かした設計で製作して口腔内にセットされるまではドキドキしていましたが、無事セットされ感謝されたときにこれ以上ない親孝行ができ、歯科技工士になって良かったなと実感できました。

さらなる目標、夢

さらなる目標、夢

スーパーテクニシャンに認定されたことでカムデンチャーの説明会の仕事も担当するようになったので、まずはカムデンチャーの良さをたくさんの先生方に知らせて興味を持っていただくことが目標です。カムデンチャーの適応症例は片側の6番7番遊離端と5番6番中間欠損のみと制限があり仕事をたくさんいただくにはもっと多くの先生方とお付き合いしていく必要があります。技工士として製作するだけではなく、たくさんの先生方とお話しさせていただき製品を自分で提案できる技工士に成長したいです。そしてカムデンチャーでたくさんの患者さんの「口福」のお手伝いをすることが今の私の夢です。

休日の過ごし方

休日は、まず朝ごはんを家族と一緒に食べることから始めています。平日は仕事が早く終わっても通勤時間が1時間半ほどかかってしまうのでどうしても夕食の時間に間に合わず、休日くらいは一緒にご飯を食べようと心がけています(たまに寝坊してしまいますが…)。ご飯の後は掃除をするのが習慣になっていて、だいたい一通り終わったら妻がコーヒー豆を挽いて淹れてくれてます。そしてみんなでおやつを食べ、美味しいコーヒーを飲みながらワイワイしています。午後は買い物に出掛けたり、昔やっていた軟式テニスの壁打ちで汗をかいたりして休日を過ごしています。ごく稀に夕食も作りますがいつも味が薄い!と、ダメ出しをくらって撃沈しています。

後輩やこれから歯科技工士になる方々へメッセージ

歯科技工士といえば長時間残業や職場が汚い、仕事がきついというイメージがありますが、それは数十年前の話であり現在は仕事も早く終われていますし、職場も仕事がやりやすい環境が整っています。仕事がきついというのは人それぞれの感じ方ですが、自分の目標をしっかり持ってそれに向かっていけばキツイときもありますが、充実した時間が過ごせると思います。逆に、ただ仕事をこなすというスタンスでしている場合は達成感も薄れ、ある意味キツイかもしれません。毎日を楽しくするのも辛くするのも自分次第だと思うので、まずは何か夢中になれることを見つけて取り組んでみると良いと思います。

PRODUCT 歯科技工物紹介

REMOVABLE WORK

REMOVABLE WORK

PROFILE プロフィール

野口 一希

東京ラボ

野口 一希(ノグチ カズキ)

1977年
山口県生まれ
1997年
大阪歯科学院専門学校 卒業
2004年
和田精密歯研株式会社 入社
2021年
スーパーテクニシャン 認定

所属学会

  • 日本顎咬合学会

主な学会発表

2022年11月 
『少数歯欠損症例に対する補綴装置の選択とその評価』日本顎咬合学会(ポスター発表) 

CONTACT お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

06-6321-8551 ここを押すとお電話できます
受付時間 9:00~17:00(土日祝除く)

お問い合わせフォーム24時間365日受付